ポルシェカレラカップ

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鈴鹿サーキットで行われたポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)に行ってきました。

PCCJとは、世界最速のワンメークレースシリーズとして世界各地で開催されるポルシェカレラカップの日本版です。

シルバーの2号車が、911 GT3 CUP(Type992) 2023年に参戦しているカップカーです。

ワンメークレース専用車として製造され、全ての選手が同じスペックのマシンで戦います。

サーキット専用車なので、ナンバーは取れないので公道走行はできません。

メカニックとエンジニアが、決勝に向けて準備しています。

この日は、晴れのためドライ用のスリックタイヤが用意されています。

とんでもなく太いタイヤです!

911のエンジンは、市販車でも見えにくいですが、カップカーはさらに見えにくいです。

ドライサンプ潤滑方式の高回転ユニットの水平対向6気筒エンジンが搭載され、この自然吸気レーシングエンジンは最高出力510PSと言う過去最大の馬力を発揮します。

搭載されているパワーユニットは、

100時間の走行後にエンジンのメンテナンスチェックを行うだけで済み、

60時間のレース後にギアボックスのマイナー点検が行われ、(60時間はレース2年分に相当)

120時間のレース後に大規模なオーバーホールが行われるという。

6速シーケンシャルドグミッションと組み合わされ、サーキットを全開で駆け抜けていきます。

ボディは、カップカーに初めて採用されたワイドなターボ仕様な軽量ボディ、ホイール前に追加されたエアインレットが特徴です。

ドアを開閉指せてもらいましたが、驚異の軽さでした!

空力ダウンフォースに優れた11段階の調整が可能なスワンネックタイプの大型リヤウィングも装備されています。スワンネックは最近の流行りの形です。

鈴鹿サーキットでは今週末スーパーGTの第3戦が開催されており、

PCCJは、スーパーGTの合間の時間に、土曜日に予選と第5戦の決勝、日曜日に第6戦の決勝が行われるハードなスケジュールです。

土曜日午前の予選で出したラップタイムの1st 2ndタイムを採用して、決勝のグリッドが決まります。

一緒に参加する車両も見学できます。

イコールコンディションで戦うため、隠し事ができないオープンなピットになっています。

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センターロック式ホイールナット

レースの世界では当たり前になっているセンターロックですが、市販車の911の一部にも使われています。

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992型から、フロントの足回りは991RSRと同様のダブルウィッシュボーンとユニボールベアリングを採用。「全開走行時にまっすぐ走るようになり安心感が増した。走行時に不快な振動をかんじなくなった。」と、ドライバーは話されていました。

この鈴鹿サーキットでは10ラップ(最大30分)でレースが行われます。

鈴鹿サーキットは、右回りも左回りもある八の字コースで、選手には相当過酷なサーキットだそうです。

スタート時の出遅れました、小さい接触もあり波乱なレースになりました。

そんな中、ゴール寸前までバトルを繰り広げ、無事に帰ってきてくれた選手たち、お疲れ様です。

PCCJは年間11戦。最終レースは、F1日本グランプリと同日のこの鈴鹿サーキットで行われます。

最後まで全開で楽しんでください!!

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